ぴゅちかうの慟哭

自分のための駄文記録

2024/8/5(月)~2024/8/11(日):週記

 日曜を標題に冠しているくせに書いているタイミングは土曜の午前だったりする。仕方ないのだ、今週末はお仕事なのだ。みんながお休みのタイミングじゃないとできない系のお仕事をするのに連休は最適なのだ。
 こんなんなので多分夏コミも冬コミも一生行けない。かなしい…。

 そういうわけなので、現時点では今週末ぶつかる予定の台風がどうなるかも分かっていない状態なんですよね。影響少ないといいなぁ。

 あ、先に書いておくと、読んだ本については別の記事にすることにしたので、今回の週記には載っていません。もし見たいという物好きがいたら以下リンクから辿ってくれるとうれしいな。

誕生日を盛り上げたい。一人で。

 特段主張をしていないのだけど、実は来月誕生日だったりする。具体的には9月3日。ドラえもんと同じと言うとちょっとウケるんだ、これが。

 まあ、もう誕生日が楽しみと言えるような年齢でもない。親しい友人がいるわけでもないのでお祝いされることもないし、それを寂しいとも思わない。
 いい加減ポツポツと死人が出てきてもおかしくない年齢に差し掛かろうとしているので、むしろ生き残っていることを尊ぶべきなのかも。とはいえ、年々強くなる思いは「また歳を取ってしまったなあ」というものなのだが。

 うーん、でも昔は記念日だったわけだしなあ。
 なんかこう、自分ひとりでも良いので盛り上がるようなことができないか…。

 パッと思いつくのは、誕生日にかこつけて贅沢な買い物を自分に許可することだった。なんて俗物的。そうやって言い訳しながら行う「自分へのご褒美」が家計をどんどん圧迫するんだぞ。
 もう一人の自分が肩の左上から投げかけてくる罵詈雑言に耳を塞ぎつつ、欲しいものを考えてみる。

 まず思いついたのはPCモニタ。
 自分は正面にメインモニタ、右側に横向きサブモニタを斜め置きしているのだけど、先日サブモニタの画面に青い線がじらじらと映り込むようになってしまった。

ちょうどこんな感じの置き方(画像出典:Pixabay)

 HDMIケーブルを抜き差ししても改善しなかったので、今はやむなく電源とHDMIケーブルを抜いて机上に放置している。
 デュアルディスプレイができないとなんだかんだ不便だ。いい機会なので、密かに憧れているサブモニタ縦置きを試してみるのもいいかもしれない。

 あとはiPad Proのいちばん新しい型。現在使っているiPad Proを購入したのは2021年で、そろそろ型落ち気味になってきた。いよいよ並のPCを超過した性能になってきているし、最近はお絵描きでしっかり活用できているので、買い替えるのもいいかもしれない。
 ただ、一つ問題があって。

なぜか学生・教職員割引を消せない

 高すぎ。これは容量が2TBなのだが、仮にワンランク下の1TBにしても34万する。
 現状のiPad Proは型落ちしているとはいえ特に不満なく使えているので、流石にこの価格で買い替えるのは躊躇いがある。というか今年パソコン新しくしてるんだよォ!!
 
あとは今後絵を本格的に描いていくなら液タブに移行するのも手かなと思っているので、十分に精査できていない現状で新型iPadに手を伸ばすのは危ない。もし買ったら減価償却し切るまで使い倒さないといけないのでね…。

 他に思いつくものといえば、

  • ワイヤレスイヤホン
    • 現状使っているイヤホンの性能に若干不満があるので。といっても使えるのであればわざわざ新規購入する必要性もない気がする
  • 腕時計
    • 確かソーラー電池式で、自動で時間を合わせてくれるのだけど、最近光の当たらない場所に置いていた時に遅れが出るようになってきた。とはいえまだまだ使えるし、何より就職祝いに両親から貰ったものなので、やすやすと変えたくはない…。

 などなどあるのだけど、まあ…いる? っていう感じである。

 ということでここまで候補を出してみて、サブモニタが一番いいかな? という結論に達した。サブならあまりスペックを神経過敏に精査する必要もないだろうし、次の休みにでも買いに行くことにしよう。

 

 …で、ここまで書いて、「ぶっ壊れたサブモニタの写真があったほうが面白いかな」ということで、サブモニタを繋げ直して電源を入れたのだけど。

 画面、普通に点いた。
 前は繋ぎ直してもダメだったのに。

 

 …。

 

 今年の誕生日プレゼントは保留です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ガラス越しのカラス

 仕事中、PCに向き合うのに疲れたので、休憩を取ろうとビルの高層階にあるラウンジに行った。窓際の景色のいい場所に座って、ぼんやりとスマホを触るのが習慣である。
 ただ、その日はスマホよりも意識の向く存在があって、具体的に言うなら窓ガラスの向こうのすぐそばにカラスがいた。
 
種類に詳しいわけではないので、ハシブトかハシボソかはよく分からない。

 カラスは無心に突っ立っているかと思うと時々思い切り鳴いたり、くちばしで羽根を繕い始めたりと所在なさげにしていた。昼時の日差しが強いタイミングだったので、日陰で涼んでいたのかもしれない。

 カラスが羽根にくちばしを突っ込むと、自然と羽根が持ち上がって、内側に隠れた身体がチラ見えする。デカい図体の奥で見え隠れする本体はふわふわの小さな黒い毛玉のようで、見つめているとなんだか後ろめたさがこみ上げてくる。
 端的に言うと「なんかめちゃくちゃスケベじゃない…?」みたいなことを考えていた。

 あまりじっくりとカラスを眺める機会は案外なかったので、意外と新鮮な発見もあった。上述したふわふわの身体もそうなのだけど、瞳が案外つぶらだとか、ときどきあんぐりくちばしを開けてボヤッとしていて愛おしいとか、足がマジで命を刈り取る形をしてるとか。
 
道で見かけるときは正直怖さのほうが勝るからなあ。コンビニでファミチキ買ったりしてると目線がね…。

 とまあ、しばらくカラスを見つめて、そろそろ仕事に戻らないとということでラウンジを出たのだった。

 

 で、この文章を書いていて、ふと「ハシボソとハシブトってどうやって区別つけるんだろう」と思って検索してみたところ、面白いサイトを発見した。

 自治体担当者のためのカラス対策マニュアル(環境省)

 環境省のカラス対策をまとめたページである。
 平成13年(2001年)に公開されたらしく、ページレイアウトからはどことなくゼロ年代の個人サイト風味を感じる(一応いまでも環境省トップページからたどり着けることは確認した)。

 全部読もうとするとけっこうな文量なので、「Ⅰ 基礎・現状編」にざっくり目を通し、「Ⅱ 対策編」も各章のポイントだけ見ておいた。ハシボソとハシブトの違い・都会でのカラスの生き方・カラスと人の交わりの歴史など、カラスについて事細かくまとめられている。万葉集とか枕草子の話題が出てきたときは正直笑った。

 区別の仕方を見るに、あのカラスは多分ハシブトカラスだった。鳴いている時の姿勢がナナメ45°でぴんとしていたのを覚えている。
 また、カラスは集団でねぐらを作るらしい。でかい公園だと6,000羽にも達するとか。

 あのカラスも、夜になる頃には公園に帰っているのかもしれない。個体の区別はつかないので二度と会うこともないのだけど、健康に生きているといいな。でもゴミ漁るのはやめてほしいな。無理っぽいけど。

銀座の伊東屋に行ってきた

 ふと思い立って、銀座にある伊東屋という文具店に行ってきた。

赤いクリップの右に建物がある(写真が下手すぎる)

 歴史の長いお店のようで、日常使いの文具から高級万年筆などのハイソ(死語)な品物まで広く扱っている。以前も家族の誕生日プレゼントで良いボールペンを買おうと思って訪れたことがあり、個人的にも気に入っている。

 で、何を見に行ったかというと、いい感じのノートか手帳がないかな~と。
 先日「紙の文具ってなんか良いかもな」と思う出来事があって、もし気に入るものがあったら購入しようと考えたのだ。アイデアノート的に使えるかもしれないので。

 結局下調べをしていなかったのもあってノートも手帳も買わなかったのだけど、色々眺めることができて楽しかった。

www.ito-ya.co.jp

 こんな感じの華やかなノートや、

www.ito-ya.co.jp

 表紙がめっちゃ柔らかくて面白いノートがあった。

 中でも一番心惹かれたのがこれ(伊東屋サイトに無かったのでAmazonリンク)見た目が完全に魔導書なうえ、つくりもかなりしっかりしている。紐の栞も付いているのが堪らない。購入するかどうかめちゃくちゃ悩んだものの、見送った。
 …買えばよかったかもな。次行く時に買おう。

 以前ボールペンを買いに来たときは、ここまで色々商品があることには気づかなかった。元々ウィンドウショッピング的な習慣がないのもあって、目的のコーナー以外の陳列はまるで視界に入らない。
 関心を持つことでようやく認識できる、的なものを体験した気がする。面白かった。

 あと、店員さんがすごかった。直前まで日本語で応対していた店員さんが、外国からの観光客らしき方に声を掛けられた途端に信じられないほど流暢な英語で会話を始めてビビる。

 銀座は恐ろしい街。

 

 ということで、土日にかけて週記を書いたのだった。
 仕事終わりでおつかれなので、今週はこのぐらいで。