そういえば、今まで書いていた文章で段落頭の字下げをしていなかったことを思い出した。おそらくはブログという文章形態が横書きだからだと思う。縦書きならまず忘れない。ネットで公開されてる文章の大半って字下げ無し横書き文章じゃないですかね? 自分の検知範囲が狭いだけかな?
ただ、書きながら一つ思ったことがある。字下げをすることで「Shift+Enter」でできる、幅の狭い改行をしても見づらくならないんじゃないか?
はてなブログでは「Enterキーのみ」と「Shift+Enter」のどちらで改行するかどうかで、改行前後の文章間隔の見た目が微妙に違う。前者は広めに取られて、後者は右端到達による行移動と同じだ。場面転換的な改行と、箇条書きや見やすさ意識の改行なのかな。
ということで今回は字下げをしっかりやるのと改行の使い分けを意識してみたいと思う。読みづらかったらどうしよう…まあいいか。そもそもここまで書いた内容だって、ちゃんと文章を書く訓練をした人からしたら見当違いの事を言ってるんだろうし。
恥は捨てろ! 最初から口語と文語と敬語とタメ口の区別もつけないって決めてるんだから!
初見の地下鉄駅でクーリングスポットを探す
ちょっとした諸事情で、今まで行ったことのない地下鉄駅で待ち合わせをすることになった。待ち合わせ時間は朝8時半で、ゆったりと起床して出かけても十分間に合う。
とはいえ、今回の予定は絶対に遅れてはまずい用件*1であった。
時間ジャストに到着するように予定を組んだ場合、寝坊・電車の遅延・道に迷う、などの不測の事態に巻き込まれたときにどうしようもなくなる。なので今回は朝6時半ごろには駅に到着した。
余裕を持って到着できて一安心…だったのだけど、ひとつ失敗した。
暑い。
朝であり、かつ比較的熱気がマシな日であるものの、だからと言って真夏の気温に耐えられるかと言われたら話は別である。電車を降りて待ち合わせ場所に到着する頃には、もう全身ベシャベシャの水人間状態だった。
近くにカフェがあるのは地図で確認していたのだけど、営業開始までにはもう少し時間があった。え、この状態で外で突っ立ってないとダメなの? ばか?
どうしようか考えていた時、ふと身体に風を感じた。あ~涼しい、気持ちいい~…と思っていて、ふと思い出した。
なんか地下鉄の駅って気圧があれこれで差でずばーしてて(ばか)随所に風の強いスポットがあるから、そこで待ってたらいい感じに涼めるんじゃないか?
よっしゃと張り切って風の吹くほうへ歩き出す。地下鉄探索太郎だ。たぶん洞窟の中で遭難して風の方向を出口と考えて歩いていく人ってこういう気分なんだろうな。そうでもない?
しばらくすると風が強く吹き付ける場所にたどり着く。出口へ向かう上階段の真ん前だった。広いスペースに大きな柱が一本立っていて、それを挟むようにコンビニがある。
これコンビニに入ればクーラーで涼めるから良いんじゃ…と一瞬思ったものの、何も買わずに店内で一生突っ立っているヤバい人になってしまうのは避けたかった。
そんなわけで柱に寄り掛かる。階段を通る風がいい感じに身体全体の汗を飛ばしてくれて涼しい。普段は気にも留めない地下鉄の風がこんなにも有り難く思えるなんて。日常ってもしかすると、普段気づかないことを発見する機会にあふれているのかもしれない。
それに気づかせてくれた夏の暑さに感謝。夏、最高。
まあカフェが開店したら爆速でカフェに入ったけど。キャラメルマキアート、最高。
ちなみに、今回風を感じることのできたスポットを説明するために絵を描いてみたんですが…
縮尺がバグり散らかしたのでボツにしました。柱がデカすぎる。地球を支えてる。
今週読んだ本について
今週も本を読んだ…これ定例化するなら読んだ本の感想は別カテゴリに書くようにしたほうがいいか? 個別記事にするなら長い文章にしないといけない気がして、それはそれで面倒になりそうだ。
とはいえ、自分のために書いている文章なのだし、元々他人にどう見られるかなんて必要最低限しか意識しないつもりなのだし…ちょっと考えてみよっと。どうせ文章の長短に関わらず大した感想は書けないのだ。あたまわるいから。
閑話休題。以下にいつもどおりリンクを貼ります。今回からちょっとレイアウトを変えることにしたよ。
AX アックス(伊坂 幸太郎 著)
"AX アックス (角川文庫)"(伊坂 幸太郎 著)https://t.co/T33SEPafQE
— きみしまゆい (@Mizca_) 2024年7月31日
少しだけ涙が出た 良かった pic.twitter.com/JqbXJARJmv
伊坂幸太郎の殺し屋シリーズ3冊目。
兜という殺し屋が主人公なのだけど、仕事はかなりの凄腕である一方で、家では妻に頭が上がらず息子には心配され…という極端な二面性を持っている。
何も知らない家族たちのために兜は殺し屋を引退したいのだが、そのためには金を稼ぐ必要があり、やむなく今日も仕事をする…という話。
読み終わって思ったのは「なんか焼き立てメロンパンみたいなストーリーだったな…」ということ。何言ってんだこいつ。まあ、要するに読み進めるにつれて読み味が大きく変わってくるのだ。
初めのうちは兜の二面性のコミカルさが面白かった。
今日のおしごとは爆弾職人を殺すこと、急いで済ませれば家の用事には間に合うはず…おい標的来るのおせーぞカスがよぉ!!(ものすごくあっさりと標的を殺害する)やべえ間に合わねえ妻に殺される!! 頼むよ~~~~!!!!
…とまあ、こんな感じ。兜の思考の中心は妻への恐怖である。
前2作の「グラスホッパー」や「マリアビートル」のようなハラハラドキドキが常に展開されるというよりはどこか日常臭い雰囲気が強く、静かな話だな~と思っていた。
しかし、物語が後半へ差し掛かると、兜の内心や彼を取り巻くしっとりとした優しさ、苦しさ、悲しさが描かれるようになる。最終章の「FINE」を読み終わってから少しの間、兜というキャラクターの存在を静かに噛み締めていた。
他作と比べるとハデさは抑えめだけど、個人的には殺し屋シリーズで一番好き。
殆ど本を読んでいなかった自分でも殺し屋シリーズはサクサク読めるので、興味のある方は是非。シリーズ前2作のネタバレは踏んでしまうけど、たぶん無理に「グラスホッパー」から読まなくても大丈夫だし。
777 トリプルセブン(伊坂 幸太郎 著)
"777 トリプルセブン (角川書店単行本)"(伊坂 幸太郎 著)https://t.co/6Mc4bAMMTl
— きみしまゆい (@Mizca_) 2024年8月1日
殺し屋シリーズ関係性オタク絶賛賞 pic.twitter.com/FprSPdUCLX
殺し屋シリーズの最新作がこの作品。
簡単な仕事の筈なのに、どうしてか彼が引き受けると大変な事態になってしまう…そんな不運の星の下に生まれた殺し屋、「天道虫」こと七尾が主人公である。2作目の「マリアビートル」にも出てたね。
今回、七尾は某所の高級ホテルに泊まっているお客さんへお届け物をする予定だった。手渡したらすぐに帰っていいらしい。簡単なお仕事でよかったなあ。
それで終わったら小説にならないんだよね。今回もガッツリ巻き込まれ、三面六臂の大奮闘をすることになる。
読み味は2作目の「マリアビートル」に近く、激しいアクションやドキドキの展開がホテルの中で繰り広げられ、ページをめくる手が止まらない。面白くて一気に読み切れてしまった。
個人的に今回の話で印象的だったのは、登場人物の関係性だった。殺し屋同士、殺し屋と一般人、あるいは…と、ここで触れてしまうとネタバレになってしまうので、関係性オタクの人はぜひ読んでみてほしい(最低限「マリアビートル」だけは読んでおいたほうがいいかもしれないけど)。七尾が人気の理由、分かりみが深い。
ここはすべての夜明けまえ(間宮 改衣 著)
"ここはすべての夜明けまえ"(間宮 改衣 著)https://t.co/PfawX5RTbV
— きみしまゆい (@Mizca_) 2024年8月2日
人間という呪い 祝い pic.twitter.com/mFdZqj0I1W
個人的に購読しているマガジンでオススメされていたので読んでみた。良かった。
とある山奥の家に住む女性がこれまでの人生を振り返るために「家族史」を書き始める…という話である。特徴的なのは、この女性は100年前に不老になる手術…身体を機械に置き換える「融合手術」を受けている、という点。
融合手術を受けることで人間でなくなった…かと思えば結局人間の呪いは捨てられていなかった。人って本当に嫌になるけど、最終的にたどり着いた結末は、彼女が人間だからこそ着地できた場所なのだと思う。
…読み終わった後の感想が上手く言語化できなくて、SNSなどで検索しながら整理したのが上記の文章だったりする。
こういう感想を自分で文章にできればな、とつくづく思う。
想像しろ、エアロバイクのある生活を
運動しないと死ぬ。流石にそろそろ笑えなくなってきた。
ギリギリ首にならないラインを低空飛行している会社員なので、毎期健康診断を受けている。そして毎回「お前検査しないと死ぬぞ」という結果をまざまざと見せつけられる。
いや、全く意識していないわけではないのだ。以前は毎回ドカ食いしていた昼食の量も減らしたし、間食も極力1日1回に抑えてるし、毎日飲んでたエナドリはここ1ヶ月と少しの間は1回も飲んでいない。お酒に関しても、数年前までは毎日泣きながらチューハイ1,2缶空けてたけど、今じゃ年に10回も飲んでないし!
でも結果は凄惨たる有り様なわけで。少しマシにはなっているものの、以前としてよろしくない数値。
こうなったら…やるしかないのか、運動を。
と、決意したのが今週初の話。
運動をするにあたって考えたポイントは、「手軽に開始して手軽に終われる」「ながら作業ができる」という2点だった。
前者は言わずもがな、習慣付けるならハードルは可能な限り低くしたいということである。一応近所にジムはあるものの、通うとすると徒歩で往復20分近くかかる。仕事終わりに寄っていくなど到底無理だ。移動の手間が無く、かつ始めるまでのハードルが低いものを選びたい。
後者は、自分が継続できるかどうかという観点から考えたポイントだった。別にやりたいという気持ちでやるわけでもないなら、せめて何か別の楽しみを用意できないか…と考えると、ながら作業で取り組めるものがいいのかな、と思った。
つまり…エアロバイクである。
イヤホン付けながらできるし、開始も終了も手軽だし、完璧じゃない?
決まりだ! ということで早速エアロバイクを買いに…とはいかない。まずは自分でエアロバイクのある生活をイメージしてみるのが重要だ。部屋をウロウロして目を閉じ、手を伸ばす。そこにイマジナリーエアロバイクを置き、良い姿勢を取れるか、空間が確保できるかをイメージしていく。
……。
置き場所無いな…。
そうして何もせず今日に至る。
あ~~~~~~~~。
徒歩1分のところにプールできないかな~~~~~~。
長文書くほどでもない泡沫思いつきあれこれ
ここまでで4600文字近く書いているらしい。
流石にちょっと疲れてきたので、後は長い文章にするほどでもない思いつきをあれこれぶん投げて終わりにしようと思う。
これ旧twitterでもいいんじゃ…?
- ときどき旧twitterのおすすめタブに流れてくる、「ソシャゲに長時間ログインしていない時に出てくる、登場キャラクターが寂しがっている文章でアプリ起動を促す通知」が苦手だなと思う。
ゲームを運営している会社がキャラクターの姿に化けているような、あの感じ。 - 旧twitterに流れてきた「宝石の国」の二次創作漫画がすごく良くて、久々に創作で情緒を動かされた。ネタバレ含むのでここには貼らないけど。良ければ自分のtwitterホームからRTしているものを見てほしい。ラピス・ラズリの漫画です。
- 絵を描くようになってから時折初心者向けとして出てくる言葉に「まずは楽しむこと。楽しめなければ意味がない」というものがあり、半分は同意しつつ半分は難しいなと思った。
理想と現実のギャップを、根源的な楽しさだけで埋めるのは難しい。- この話に関しては、気が向いたらちゃんとした文章にするかも。
- プラスチックの立体模型の詰め合わせのようなものを買った。お絵の訓練をまったり超スローペースでしているのだけれど、その過程で立体図形の想像力が足りていないなと思って購入したものだ。
いいものが届いた pic.twitter.com/dovA37bc0O
— きみしまゆい (@Mizca_) 2024年7月30日 - 明日、ついにニコニコが復活する。やっとマイリストに詰めていた曲を聴けるようになる…復旧してよかった。
ニコ生も再開するものの、自分が愛用していたコミュ限機能が無くなってしまった。「配信側である程度視聴者を選別しつつも、匿名性を担保することで視聴・コメントをしやすく」というのが嬉しかったのだけど。代替機能は検討中らしいので、期待したい。 - 最近は安易にコンテンツや物事を否定しないことを心がけている。自分が雑に大喜利気分で腐したものが好きな人がいた場合、気付かないうちに思い切り傷つけてしまうことになるからだ。多少は精神が善くなったのかもしれない。
- これもそのうちちゃんとした文章に下ろしたい…かも。
今週はこんなもんで。
最近はネタを記録するのをサボりがちなのだが、もう少しきちんとしていきたい。
*1:重要でない用件では遅れてもいいのでルーズに時間管理をしている…なんてことはないのでそこはお許し下さい(言い訳っぽ)